ドラマ「魔法のリノベ」の制作発表会見が本日7月12日に東京メディアシティで行われ、キャストの波瑠、間宮祥太朗、遠藤憲一、原田泰造、金子大地、吉野北人（THE RAMPAGE from EXILE TRIBE）が出席した。

「魔法のリノベ」制作発表会見の様子。

星崎真紀の同名マンガを原作とする本作。大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場にありながら「まるふく工務店」に転職してきた真行寺小梅と、営業成績0点のバツ2シングルファーザー・福山玄之介が、住宅リノベ提案で依頼人の悩みや問題を解決していくさまが描かれる。波瑠が小梅、間宮が玄之介に扮するほか、遠藤がまるふく工務店の社長で玄之介の父親・蔵之介、原田が小梅の元上司・有川拓、金子が小梅の元同僚であり元恋人の久保寺彰、吉野が福山家の三男・竜之介役で出演する。

波瑠

役衣装で登場したキャスト陣。第1話を鑑賞した波瑠は「勇気や元気をもらえるような作品になっていました。皆さんにお届けできる日が楽しみです！」と述べる。撮影はアドリブが多いようで、波瑠は「和気あいあいとした現場。会話劇のアドリブ合戦にヒーヒー言いながらついて行ってます」と吐露。間宮との共演については「すごくやりやすいです。いろんなことを面白がって、私がボソッと言ったくだらないことにも笑ってくれるので安心感がありますね」と明かした。

間宮祥太朗

左から間宮祥太朗、遠藤憲一。

間宮は「いろんな依頼人の日常と向き合い、解決していくやりとりを楽しく演じています」と撮影を振り返り、コンビを組む波瑠について「自分もすごくやりやすいと思っている。玄之介はリアクションがメインになるので、セリフを刺してくれるとすごく（リアクションが）取りやすくて、もうバディとしてできあがっていると思います」と言及する。遠藤は「間宮くんと北人くんが俺の子供です！ あり得ないことです！」と報道陣の笑いを誘い、原田も「有川拓は曲がったことが大好きで出世欲の塊です！ 僕の悪い一面を見ていただけると思うとワクワクします」と続けた。

金子大地

金子は自身の演じるキャラクターを「本当にうっとうしい役なんです！ 有川さんの前では真面目ですが小梅や玄之介にはマウント取りまくりで」と紹介する。波瑠は「なんか鼻につくんです。虫唾が走るというか、不快感を与えられる（笑）。天才的です！」と金子の演技を絶賛した。また金子は現場でよくいじられているようで、波瑠は「面白いNGの出し方をするんです。普通は『（目線をそらしながら）セリフ、なんだっけ？』と不安になるじゃないですか。でも彼はしっかりと力強く目を合わせながら間違えてくる（笑）。何回か沼にハマりましたね」とこぼす。間宮は「ブレーキがないんだよね。NGを出しそうになったら（演技に）ブレーキをかけるじゃないですか。でもガードレールにぶつかりながらずっとアクセル踏むんです！」と金子のNGを表現した。

吉野北人

一方、ゴールデン帯のドラマは初出演という吉野は「（THE RAMPAGEの）メンバーは自分のことのようにうれしがってくれました。共演者の方の並びを見てびっくりもしていましたね」と周囲の反応を明かす。さらに波瑠や間宮との共演について「めちゃくちゃ勉強になります！ 空気感や（セリフを）合わせる間など、自分が成長できるなと思う部分がたくさんあるので楽しみです」とコメント。現場では間宮を“祥にい”と呼んでいるようで「『“祥にい”って呼んでいいですか？』ってお話ししたのですが、照れくさくてまだ4回くらいしか言ったことがないんです……。これから毎日呼んでいきたいと思います！」とはにかんだ。また金子と吉野は“ほっくん”“だいちゃん”と呼び合うほど距離が縮まったようで、金子は「（SNSの）相性診断でバチくそによかった！」と頬をゆるませていた。

最後に波瑠は「お家をリノベするだけではなく、家族や職場の人間関係もリノベします。観てくださる方の悩みが吹き飛んで、元気に仕事したいなと思えるようになるドラマです。もちろんお家のビフォーアフターも楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。

「魔法のリノベ」は7月18日22時より放送スタート。ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を手がけ、瑠東東一郎と本田隆一が監督を務める。

魔法のリノベ

カンテレ・フジテレビ系 2022年7月18日（月・祝）スタート 毎週月曜 22:00～
※初回15分拡大