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島田昌典、8月より開催したオーディションの最終到達点イベント『島田会ゼロ』で若者達に愛あふれるエール

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音楽プロデューサー島田昌典が8月より開催したアーティストオーディション『島田会ゼロ2017 NEW GENERATION みんな来てきて~!』の最終到達点となるライブイベント『島田会ゼロ2017』が11月19日(日)、原宿ストロボカフェで開催された。当日は島田がオーディションからピックアップした新世代アーティストCAVE、Sara、ナカムラマユの3組が出演。様々なトップアーティストを手がける島田のお眼鏡にかなったということもあって、いずれも個性的かつハイレベルなステージパフォーマンスを繰り広げ、新世代登場を予感させるスペシャルなイベントとなった。

まずオープニングアクトとして学生ボーカルグループCity Chordが登場。爽やかなハーモニーでイベントのスタートを切ると、島田がステージに登場。今回のイベントの根幹にある「島田会」のヒストリーを紹介した。2009年から続く、秦基博、いきものがかり、back numberとのライブコラボレーション「島田会」に、新世代アーティストがいつか本家「島田会」に出演できれば、その足がかりの一歩という意味合いも込めて、この3組が選ばれたという。

最初に登場したのはメロウでダンサンブルなサウンドを奏でるシティポップ3人組のCAVE。ボーカルYuReeNaのハイトーンボイスとバンドの正確無比な演奏が一気に会場のボルテージを上げた。続いて登場したのは現役女子高生17歳のSara。荒削りなボーカルながら、aikoの世界観も彷彿とさせる女子の内面をキュートに切り取った歌詞と変幻自在なメロディをしっかりと歌いきって会場をさらに盛り上げると、最後に登場したのはカントリーテイストなサウンドにハスキーな声が心地よいナカムラマユ。若干20歳ながらも肝の据わった堂々としたステージパフォーマンスを繰り広げ、この日「ゼロボーイズ」と銘打った新進気鋭のサポートミュージシャン、松本ジュン(Key)、西嶋ライトマン(Gt)、林あぐり(Ba)、尾田凌平(Dr)との相性も抜群で、ピックアップアーティスト最後のステージをしっかりと締めくくった。

エンディングにはステージに残ったナカムラマユに加え、島田の呼びかけでCaveのボーカルYuReeNaとSaraが再び登場。自身がプロデュースしたaikoの名曲「カブトムシ」をこの日の出演者全員でパフォーマンスすることとなった。島田が自ら弾く、あのイントロを真横で聞きながら熱唱する3人の若きディーバの姿は初々しくも、力強い歌声で、新たな島田会アーティストの登場を予感させながらこのイベントの幕を閉じた。

この日何より印象的だったのは、各ピックアップアーティストと演奏でコラボレーションをする楽しげな島田の姿もさることながら、島田が各アーティストの音楽性と個性について熱く語っている姿だった。まるで父親のように、新たな音楽を見出す若者達にエールを送るその言葉には、これからの音楽シーンの発展を信じて止まない、島田の音楽への真摯な愛情が溢れていた。

※島田昌典がプロデュースやアレンジを手掛けたアーティスト※
aiko、いきものがかり、秦基博、back number、JUJU、FUNKY MONKEY BABYS、YUKI、Chara、スガシカオ、真心ブラザーズ、YO-KING、STARDUST REVUE、山下久美子、TOKIO、小泉今日子、中森明菜、小池徹平、中川翔子、奥華子、アンダーグラフ、矢井田瞳、馬場俊英、FLOW、SunSetSwish、メレンゲ、カラーボトル、NIKIIE、HAPPY BIRTHDAY、ひいらぎ、チュール、 カサリンチュ、吉田山田、阿部芙蓉美、矢野絢子、近藤晃央、岡野宏典、片平里菜、おおたえみり、沢井美空、ケラケラ、岡本真夜、スキップカウズ、柳田久美子、石嶺聡子、河村隆一、森恵、ねごと、Little Gree Monster、上白石萌音、etc(順不同、敬称略)

ふるさと映画祭

2023年12月8日(金)~12月10(日)

秋葉原UDXシアター/富士ソフトアキバシアター