毎週火曜25時より、ニッポン放送をはじめ全国36局ネットで絶賛放送中のラジオ番組『星野 源のオールナイトニッポン』。音楽家、俳優、文筆家と様々な分野で活躍する星野 源だが、ラジオという自由な場を使って奔放な星野節を炸裂させている。
「第9回伊丹十三賞」を受賞し、4月17日に贈呈式が行われた際、故・伊丹十三監督の妻でもある女優の宮本信子から「(伊丹十三記念館にも)ぜひ遊びに来てね」との言葉をもらっていたという星野。
そこで、現在行っているツアー『Continues』の徳島公演の際に、少し足を延ばして愛媛県松山市にある伊丹十三記念館を訪れたそう。
「宮本信子さんが迎えてくれて。記念館の中を全部、宮本信子さんに解説していただきながら見ることができて、ホントに面白かったです。楽しかったです」(星野)
貴重な機会に恵まれた星野。宮本信子にいろいろな質問をするなか、映画監督としての伊丹十三と、その映画に出演する宮本信子との現場での様子についても尋ねたところ……。
「せっかく宮本信子さんが隣にいてくださったので、ご夫婦の話をちょっと聞きたいなと思って。映画でも宮本信子さんが主演の作品がほとんどだったので、“どんな感じだったんですか現場”と聞いたら、すごくうれしそうに……。
監督と主演女優。でも夫婦ではあっても現場は現場だし、伊丹十三さんってやっぱり厳しい方だっていうイメージがあるので、いわゆる夫婦間みたいなのを全然おくびにも出さないのかなって思ってたんですけど、休憩時間とかに“一緒にご飯食べよ”って言って楽屋に伊丹さんが来られるんです(笑)。なんていい話なんだ! と思って。すっごいかわいいと思って」(星野)
伊丹監督の意外な素顔に触れ、興奮する星野。
「帰るときも、主演女優であるけれども、現場には先輩の方や他の役者さんもみんないて、そういう人たちの目もあるから、それぞれで帰ったほうがいいって宮本信子さんは思ってたんだけど、“俺、帰るまで待ってるから”みたいなことを伊丹さんが言う、みたいなその話がとっても素敵だなと思って。人間味というか、とってもチャーミングな方だったんだなっていうお話も聞けて」(星野)
そして宮本信子は、星野にこっそりふたりが出会った頃の話も語ってくれたそうで、最後にはこんなひと言も。
「この話は胸の中に秘めておいてね、って。いつか映画監督になったときに映画にしてね、って言ってて。はあ、なんて素敵な人なんだ!」(星野)
伊丹十三と宮本信子との深い夫婦愛を知ることができたエピソードに、いたく感じ入ってしまった星野であった。
本番組では、音楽制作のエピソードや日々の出来事を紹介し、不定期ながら弾き語りも。名曲話もエロネタも分け隔てなく熱を込めて深夜電波に乗せる『星野 源のオールナイトニッポン』。聴き逃すべからず!
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情報源: 星野 源に大女優が秘密を耳打ち……敬愛する名監督と女優の夫婦愛溢れるエピソードが素敵すぎた – 音楽WEBメディア M-ON! MUSIC(エムオンミュージック)