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波瑠 (c)朝日新聞社

波瑠に夏菜、吉田羊まで…なぜショートカットにするとブレイクするのか?

AuditionTV 編集部

波瑠 (c)朝日新聞社

女優の波瑠(26)が1月14日放送の「行列のできる法律相談所 さんまVS怒れる美女3時間!高橋一生ドッキリに一同騒然」(日本テレビ系)に出演し、髪形をショートにした理由を明かした。12歳の時にスカウトされ芸能界入りし、ファッション誌「Seventeen」(集英社)や「non-no」(同)の専属モデルを務めるも、女優としての仕事はエキストラばかりだった波瑠。そんなある日、「non-no」の編集長が波瑠に「髪の毛をショートにしてイメチェンしてみたら?」とアドバイス。マネージャーは「今のイメージもある……」と反対するも、波瑠は「短いほうが楽」と髪の毛をバッサリとカットしたという。すると、それが転機となり続々と仕事が舞い込むようになったのだ。

黒髪のショートヘアスタイルが自身のトレードマークとなっている今、波瑠のロングヘア姿など想像できない人も多いだろう。実際、ショートカットにしてからはトーク番組「A-Studio」(TBS系)でアシスタントを務めたり、NHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015年度下半期)のヒロインに抜擢されたりと、一気に仕事量も知名度もアップした。

しかし、実は波瑠のようにショートカットにしてから仕事が増えたという女優は意外と多い。

「例えば夏菜(28)もそうですね。20歳の頃はオーディションに落ちまくり、仕事もなく、生活のためアルバイトをするほどだったそうです。そんな状況に対し、マネージャーはショートカットにすることを薦めたそうなのですが、当時、夏菜は安室奈美恵に憧れて髪を伸ばしていたので、反発したといいます。それでも、『やれることをやろう』と説得されてやむを得ず髪を切った。すると、その後、映画『GANTZ』(2011年公開)のオーディションに合格し、原作のキャラを彷彿とさせる役柄で話題に。そして、NHK朝ドラ『純と愛』(2012年度下半期)でヒロインを務め、ブレイクを果たしたのです」(週刊誌の芸能担当記者)

現在はドラマだけでなくバラエティーにも引っ張りだこの夏菜。まさに、髪形が運命を左右したと言っても過言ではない。さらに、あの“遅咲き女優”も髪を切ったことがブレイクのキッカケだった。

「吉田羊(年齢非公表)ですね。2014年に放送された月9ドラマ『HERO』に出演した際、監督から『髪切ってみる?』と言われたことがきっかけだったとインタビューで語っています。本人も髪を切りたいと思っていて、11年ぶりにバッサリと切って撮影に臨んだそうです。いざドラマがスタートすると、吉田演じるボブカットのクールな女性検事役が注目を浴び、知名度が急上昇したんです」(同)

そんな吉田のボブカット。知的な印象に加え、美貌もより際立って見えるので、吉田にピッタリの髪形である。

「剛力彩芽(25)もロングだった髪形をショートヘアに変えてから、続けてドラマに出演するようになりましたね。18歳の時に髪を切ったのですが、本人曰く『思い切ってショートにしたことで、自分を出せるようになった気がした』とか。女性の場合、ロングをショートにするのは勇気が必要ですが、髪を切ったことで生まれ変わったような気分になり、積極的に新しいことに挑戦できるというメリットもあるのでしょう。そんなメンタル面での変化も影響して、仕事が増えていくのでしょうね」(女性誌の編集者)

ロングヘアの美女がショートカットにしたことで、よりかわいく感じるということもあるだろう。今後も、髪を切ったことで一気にブレイクする女優が現れるかもしれない。(ライター・丸山ひろし)

ふるさと映画祭

2023年12月8日(金)~12月10(日)

秋葉原UDXシアター/富士ソフトアキバシアター