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綾瀬はるか、「アクション女優」としての魅力 ストイックすぎる稽古も…〈dot.〉

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写真:(c)朝日新聞社

 女優の綾瀬はるか(32)が、10月スタートのドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)で主演を務めることがわかった。同ドラマは、フジテレビ系の連ドラ「SP 警視庁警備部警護課第四係」や「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などを手掛けた金城一紀氏が原案・脚本を担当。ホームドラマとアクションを融合させたような作品になるそうで、綾瀬は並外れた正義感を持ち、怒らせると凶暴になってしまう主婦を演じる。

 「奥様は、取り扱い注意」はアクションシーンも見どころで、綾瀬は3カ月前からアクション稽古にいそしんでいるという。自身曰く、ドラマについて「クスッと笑えるところもあるし、悪いやつをやっつけるアクションでスカッとするところもあったり、いろいろ見どころが詰まった作品」だそう。一方、綾瀬といえば天然な性格で、おっとりした癒やし系という印象も強い。悪人をバトルで懲らしめるという姿があまり想像できないが、そんなイメージとは裏腹に、実は綾瀬はアクションも得意なのだという。

「3年越しの放送予定で2016年からスタートした、NHK大河ファンタジードラマ『精霊の守り人』で主演を務める綾瀬は、短槍使いの女用心棒・バルサという腕っ節の強さが前面に出た役を演じています。アクションシーンでは槍を使って迫力のある戦闘を繰り広げて話題になりました。このドラマは上橋菜穂子氏のファンタジー小説をドラマ化したもので、始まる前はSNS上で原作のファンから、『バルサは綾瀬はるかじゃない』という批判もあったんです。でも、いざドラマがスタートすると、綾瀬のダイナミックな立ち回りに『すごい!』『バルサだった!』と絶賛する声が殺到しました。他にも、『座頭市』の設定を女性に変えた主演映画『ICHI』(2008年公開)では、勝新太郎さんの『座頭市』で殺陣を担当していた久世浩氏から指導を受けていましたし、力は持っているはずです」(スポーツ紙の芸能担当記者)

 さらに、アクションシーンに備えた特訓もかなりストイックだったという。

「『精霊の守り人』では撮影の3カ月前から毎日200回の腕立て伏せと、30回5セットの腹筋で肉体改造に励んでいたとか。しかも、ボクシング的な動きや回し蹴りまでトレーニングに取り入れ、食事では野菜やタンパク質を意識して摂取していたと話していました。結果、肩幅もがっちりした逞しい身体に変貌していましたよね。それでも現場はハードで、筋トレを重ねているにもかかわらず撮影が終わった後、筋肉痛に襲われたこともあったそうです」(同)

 そんなトレーニングで『精霊の守り人』の役作りに没頭し、批判的だった視聴者から称賛を得た綾瀬。さすが女優といったところだが、元々は体育会系で身体能力も高いそうだ。

「例えば、中学時代はバスケ部だったのですが、学年で一番足が速かったそうです。しかも、陸上部の顧問の先生から駅伝のメンバーとして引き抜かれたこともあったとか。CMでは、綺麗なフォームでハードルを飛び越えるようなジャンプを披露していたこともありましたし、運動神経は相当良いと思います。ゆえに、激しいアクションシーンにも十分対応できるのでしょう。綾瀬はシリアスからコメディーまで役の幅はありますが、ここ数年のハリウッドのように日本でも女性のアクション作品が増えてくるでしょうから、今後はより重宝されると思います」(女性週刊誌の編集者)

 強くてかっこいい女性も演じられるまでに成長した綾瀬。何より、今回のドラマでどんなアクションシーンを見せてくれるのか注目したいところだ。

(ライター・丸山ひろし)

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